「宝塚希望応援隊への参加」


平成27年10月 「第11次宝塚希望応援隊」として「歌津応援団@たからづか」に中山ちどりから2名、宝塚ちどりから2名の計4名で参加し、宮城県南三陸町での被災地支援活動を行いました。震災資料館や震災遺構の見学、仮設住宅で暮らす方との交流や現地のケアマネジャーへの傾聴、その他、ベルマーク贈呈、漁業体験など被災地と心の通う交流・支援ができました。

 

「素晴らしい歌津を作る協議会」 会長様のご案内のもと、震災当時の記録が展示してある資料館を見学しました。改めて被害の大きさ、津波の怖さを感じ、言葉も出ませんでした。

 

防災対策庁舎跡にて撮影。
取り壊しか、遺構として残すか。町民の皆様一人ひとりに複雑な想いがあるそうです。今なお、津波の威力が伝わってきます。

鎮魂の森・歌津観音①
家族を亡くした町民皆さんの「みんなで手を合わせる場所が欲しい」という言葉を受け元歌津町長が所有の山林に私財を投じて整備、建立しました。


鎮魂の森・歌津観音②
この高台から見える歌津の景色は変わりましたが、観音像が建つこの高台は町民の心の拠り所、そして避難場所として街を見守っています。

 

仮設住宅戸別訪問
震災後5年近くたつ現在も、多くの方が住む仮設住宅を訪問しお話を伺いました。

家族で住むには狭いと感じる間取りでした。壁も薄く隣同士、気を遣い合う。夏の暑さはとてもきつい、とお住いの方は話されていました。


伊里前中学校のグラウンドの仮設住宅の集会所で仮設住宅入居者の皆様と交流。どなたも明るく迎えて下さいました。

宿泊先の平成の森前にて
「南三陸町愛の手をつなぐ親の会」会長様と共に。平成の森には仮設住宅があります。

漁業体験
南三陸の穏やかな海で、地元の漁師の方にワカメの植えつけを教えていただきました。


 

そして平成28年1月には10月に訪問した際にお話を聞かせていただいたケアマネジャーさんたちが宝塚市に来られ防災ウォークラリーに参加されたり、宝塚市役所を訪問されるなどと合わせて中山ちどりの見学をされました。阪神淡路大震災を経験した宝塚と東日本大震災の被災地、南三陸。交流を今回だけで終わりにするのではなく、お互いに助け合い支え合っていければと思います。

 

中山ちどり見学①
南三陸のケアマネジャーさん達6名が見学に来られました。

中山ちどり見学②
どなたも真剣そのものです。

南三陸に行った際にも震災当時のお話を聞かせて頂き、同じケアマネジャーとして共感する想いで話も盛り上がりました。